外壁を守る コーキングの役割とは?

  • コーキングとは?

外壁は建物の「顔」ともいえる存在であり、建物の寿命にも大きく影響する重要な部位です。しかし、風雨や紫外線などの厳しい環境にさらされ、劣化は避けられません。そこで重要な役割を果たすのが外壁塗装のコーキングです。

 

コーキングとは外壁の隙間や目地を専用の充填剤で埋める作業をいいます。外壁塗装の耐久性と建物全体の防水性を高めるために不可欠な工程です。

 

  • コーキングの3つの役割とは?

コーキングには主に、「美観を保つ」「水の侵入を防ぐ」「外壁を保護する」という3つの役割があります。

 

外壁の隙間を埋めることで、つなぎ目のない美しい仕上がりが実現し、その状態を維持します。

 

防水性にも優れ、水の侵入を防いで建物内部の湿気と結露を抑える効果があります。

 

さらにコーキングは外壁の隙間を封じて水などの侵入を防ぎ、建物の耐久性を高める役割を果たします。

 

  • コーキングの劣化症状とメンテナンスの必要性

通常、外壁劣化の症状が最初に現れるのはコーキングだといわれています。コーキングが劣化すると剝離して隙間ができたり、下地が見えたりするほか、ひび割れなどの症状が現れます。放置すると雨水の浸入や内部の腐食につながります。このような劣化症状が見られたらコーキングの補修が必要です。

 

  • まとめ

コーキングは外壁の美観、防水、保護の3つの役割を果たしています。劣化症状が現れたら早期にコーキングを補修しましょう。家屋の価値を保ち居住性を高めるためにも早めの補修工事は欠かせません。