外壁塗装の劣化症状自己診断ポイント

 

1.外壁劣化診断のメリット

外壁塗装の劣化症状を判断するには、専門業者への診断依頼がおすすめです。正確な事前診断で、塗り替えタイミングや補修工事の有無が明確になります。工事費用の見積りも正確に出せるのです。特に建材や内部の基板などは、専門業者へ判断を任せるとよいでしょう。

業者への依頼が難しい時でも、外壁自己診断が可能です。外壁セルフチェックをすると、適切なタイミングでのメンテナンスや悪徳業者の訪問を防げます。外壁劣化ポイントを把握していれば、自己診断で外壁の劣化に気づきやすいです。

 

2.外壁自己診断のチェックポイント

外壁カラーの変色や広範囲に見られる錆は、見た目で分かりやすい劣化症状です。塗装の剥がれも分かりやすいため、まずは見た目に異常がないかチェックしておくのがおすすめです。

木材は傷みの進行が早いため優先的にチェックしましょう。自然災害が起こった後もひび割れやクラックが発生しやすいので、チェックしておくのがおすすめです。ひび割れなどから雨水や湿気が浸入する場合があります。さらなる劣化を防ぐためにも、注意しておきたい症状です。

建物を固定するシーリング材の劣化も、ひび割れにつながりやすい症状となります。シーリング材を触ってみて弾力がない時は、劣化しているサインです。

白い粉がつくチョーキング・苔やカビの発生は、防水効果が弱まっている可能性があります。チョーキングは実際に外壁を触って確認可能です。苔やカビは湿気の多い場所や日陰の部分を注意深く見てみましょう。

 

外壁セルフチェックでは早めに劣化症状を見つけられます。適切な時期でのメンテナンスにつなげましょう。