- ラジカル制御型塗料とは？
外壁塗装材は日々進化しています。その中でも次世代塗料として注目を集めているのがラジカル制御型塗料です。
ラジカル制御型塗料は原料に含まれる酸化チタンが紫外線に反応し、「活性酸素（ラジカル）」の発生を抑える塗料です。
- ラジカル制御型塗料の特徴
ラジカル制御型塗料には主に、次のような特徴があります。
1つ目はチョーキングが起こりにくいことです。外壁は劣化すると、チョーキングと呼ばれる表面の粉化現象が発生することがあります。美観を損なうだけでなく、防水性や耐候性低下を招く深刻な問題です。ラジカル制御型塗料は、チョーキングの発生を防ぎ、美観と機能性を長期間にわたって維持します。
2つ目は優れた防汚性と防カビ性です。雨や風によって運ばれてくる汚れやカビの繁殖を抑制し、外壁を常に清潔な状態に保ちます。
3つ目は塗装時の光沢の持続効果です。紫外線による塗膜劣化を防ぎ、長期間にわたって塗装したての光沢を維持します。
4つ目は下地との相性の良さです。下地を選ばず、モルタルやコンクリート、サイディングなど多様な素材の外壁に適用できます。
5つ目は優れたコストパフォーマンスです。ラジカル制御型塗料はシリコン系とフッ素系の間に位置する長持ちする塗料ですが、価格はシリコン系塗料とほぼ同等です。高耐久性を持ちながら比較的手頃な価格で、初期費用もメンテナンス費用も削減できます。
- まとめ
高性能塗料として注目を集めているラジカル塗料。長持ちするだけでなく、常に美しい外観を維持し建物の価値を高めます。外壁塗装に最適な選択肢としてラジカル塗料の採用を検討されてはいかがでしょうか。
