こんにちは。ペイントホームズ函館店の樋本です。
函館市も9月頃から少しずつ秋の空気が感じられ、あっという間に冬支度の季節になりますね。
私たち外壁・屋根塗装業界にとって、「冬が来る前」=一年で最も大切なタイミング です。
今回は、函館市で外壁・屋根塗装をご検討中の方に向けて、
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北海道特有の気候と塗装の関係
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見積依頼を冬前に済ませておくメリット
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雪止め(スノーストッパー)の重要性
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実際の施工時に気をつけるべきポイント
これらをわかりやすくご紹介していきます。
なぜ冬前に外壁・屋根塗装の見積依頼が必要なのか?
北海道、とくに函館市は11月下旬から3月頃まで長い冬を迎えます。
気温が低く、雪が積もる時期は外壁や屋根の塗装工事を行うことができません。
塗装には「最低気温5℃以上」という条件が必要です。
気温が低いと塗料が硬化せず、施工不良の原因になります。
そのため、函館市での塗装シーズンは 4月〜11月頃まで に限られます。
ただし、実際には秋口に入ると「冬前に塗装を終えたい」というお客様が一気に増えるため、業者のスケジュールも混み合います。
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11月に「塗装をしたい」と思っても、施工は翌年春まで待たなければならない
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急いで業者を選び、手抜き工事につながるリスクがある
こうしたことを防ぐためにも、冬が来る前に見積依頼を行い、余裕を持って工事を計画することが重要なのです。
函館市で多い外壁・屋根の劣化症状
函館市の建物は、他地域とは違う特徴的な環境にさらされています。
「積雪」「寒暖差」「潮風」の3つが大きな要因です。
1. 凍害によるひび割れ・剥離
冬の函館は日中に雪が溶け、夜間に再び凍結する「凍結融解」が繰り返されます。
その結果、外壁材やモルタル内部に浸み込んだ水分が凍って膨張し、ひび割れや表面の剥がれを引き起こします。
特に北面や日当たりの悪い場所は注意が必要です。
2. サイディングの反りや浮き
寒暖差の大きい函館では、外壁材が膨張・収縮を繰り返します。
これにより、サイディングの反り・浮きが他地域よりも早く現れる傾向があります。
放置するとコーキング部分が切れ、雨水が侵入する原因となります。
3. 金属屋根のサビ
函館は海に面しているため、潮風に含まれる塩分が金属部分を劣化させます。
特にトタン屋根・折半屋根では、サビが進行して穴が空くケースも少なくありません。
積雪で屋根が長時間湿った状態になることも、サビを加速させる要因です。
4. コーキングの硬化・裂け
気温差が大きいため、コーキング材が収縮と膨張を繰り返し、劣化が早まります。
硬化してひび割れると防水性が失われ、雨漏りや外壁内部の腐食につながります。
北海道では**高耐久型のコーキング材(例:オートンイクシード)**が特に有効です。
5. 雪止めや雨樋の破損
函館市では雪の重みで「雪止め金具の変形」や「雨樋の破損」が頻発します。
落雪が続くと固定金具が緩み、外壁を傷めたり歩行者に危険を及ぼすこともあります。
屋根塗装のタイミングで、雪止めや雨樋のチェックを同時に行うことが推奨されます。
雪止め(スノーストッパー)の重要性
函館市での屋根工事では「雪止め」が非常に大切です。
雪止めの役割
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屋根からの落雪を防ぎ、人や車を守る
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雨樋やベランダへのダメージを軽減する
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隣家とのトラブルを防ぐ
しかし、雪止め金具は金属製のため、サビや腐食で劣化が進みます。
劣化した雪止めをそのままにしていると、雪の重みに耐えきれずに外れることもあります。
塗装時に雪止めを点検・補修
屋根塗装の際に、雪止めの再塗装・補強・新規設置を同時に行うことが可能です。
これは単独で依頼するよりコストを抑えられるため、多くのお客様にご提案しています。
雪止めの種類
取り付け方は基本的に共通ですが、瓦の形状や屋根の状態に合わせて種類を選定します。
【半円型】
半円型雪止めは、その名の通り丸みを帯びた形状が特徴です。
屋根の外観に自然に溶け込みやすく、和瓦・洋瓦のどちらにも対応できる汎用性の高さがあります。
見た目がすっきりしているため、デザイン性を重視するお宅でも採用されることが多いタイプです。
【富士型】
富士型雪止めは、台座部分がしっかりと広がっているため、積雪時にも安定した強度を発揮します。
名前の通り富士山のように裾広がりの形状をしており、雪の滑落防止効果が高いことから、北海道や雪の多い地域では特に多く採用されています。
耐久性を重視するお客様におすすめできるタイプです。
見積依頼の流れと安心できる業者選び
1. 現地調査
外壁や屋根の状態を細かく確認し、劣化症状を写真付きでご説明します。
函館市では塩害によるサビや凍害によるひび割れが多いため、チェックポイントを外さないことが大切です。
2. 見積書の提出
「塗料の種類」「下地処理の内容」「雪止めの点検・補修」などを明確に記載した見積書を提示します。
安いだけの見積は要注意。下地処理や雪止め補修が省かれている場合があります。
3. ご提案
ご予算や今後の住まい方に合わせ、最適なプランをご提案します。
長持ちする塗料、雪に強い施工方法など、北海道ならではの提案を重視します。
よくある質問(Q&A)
Q1. 雪が降る前に塗装は必ず終わらせないといけませんか?
A. はい。雪が降り始めると塗装工事は難しくなります。翌春まで持ち越すと劣化が進むこともあるため、秋までに施工完了するのが理想です。
Q2. 屋根塗装と同時に雪止め工事をした方がいいですか?
A. ほとんどの場合おすすめです。塗装時に足場を組むため、雪止めの点検・交換を同時に行えばコスト削減にもつながります。
Q3. 他社より数十万円安い見積を提示されました。大丈夫ですか?
A. 要注意です。塗装は適正な工程が決まっており、それを大幅に省けば安くできます。ですが、耐久性や保証が不十分になるケースが多く、数年で再塗装が必要になる可能性があります。
函館市での塗装は「冬前の見積依頼」が安心
函館市で外壁・屋根塗装を検討するなら、冬が来る前に見積依頼を済ませておくことが安心です。
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冬は塗装ができないシーズンが長い
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雪や凍結で劣化が進む前に施工するのがベスト
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屋根塗装では「雪止め」の点検・補修も同時に行うと安心
当店では「適正価格」でありながら、工程を省かず、クオリティで勝負する施工を徹底しています。
塗装はもちろん、雪止めや防水性を考えた総合的なご提案が可能です。
塗装工事が初めての方、ご不安な方、お見積り・劣化診断等、全て無料で行っております。
また、お色選びに迷っておられる方にはカラーシミュレーション、お塗り替えをご検討中の皆様に、お得なキャンペーンも各種ご用意しておりますので、 どうぞ気軽にお問合せください。
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